鎌田組始動&平工祭招待試合(内藤組ラストゲーム)

2018/10/31

 内藤組が見せた心揺さぶるゲームから3日後、アルタイルズの新しい代が始動した。といってもこの1年の指針を示すスタートミーティングはまだ先。まずは組閣だ。全員の投票結果を受けて、私(監督)と引退した3年生で話し合って決定。キャプテンはカイリ、バイスキャプテンは2人制でFWバイスがゲンキ、BKバイスがカイに決まった。内藤組からの進化として「複数リーダーによる自主運営」を掲げ、多くのリーダーを加えた体制となった。

鎌田組
キャプテン:カイリ
バイスキャプテン:ゲンキ(FW)、カイ(BK
バックファイブリーダー:タカノリ
フロントスリーリーダー:リョウ
モラルリーダー:イッペイ、コウスケ
ストレングリーダー:ユウマ、ヒイロ
マネージメントリーダー:ひな、ソウタ、チェロ
環境リーダー:シュンスケ、ショウタ
1年生学年リーダー:ツバサ


 1年目の萩谷組は何もかもが創造の代。全く勝つことはできなかったが、おおらかに楽しみながら組織を軌道に乗せた。3年生が僅か2名しかいなかったので、次の内藤組はこの代の延長線上に進んでいった。
 2年目の内藤組は急激な進化の代。練習試合で初勝利を挙げると、25年ぶりの県大会勝利、地区大会では初優勝など、目覚ましい戦績を残した。部員数も48名に激増した。しかし、急激な部員増とラグビー自体のレベルアップに集団の質がついていけず、組織としてどうあるべきか、もがき苦しんだ代でもあった。

 3年目として始動した鎌田組のテーマは「クオリティー」だ。やみくもに高い戦績は求めないが、個人も組織も高いクオリティーを追求する。最少最短練習という軸は変えないが、練習とトレーニングの質にとことんこだわっていく。内藤組が最後のゲームで教えてくれた「本当の楽しさ」を手に入れるために、共に努力し合う仕組みを作り上げていく。


カイリ(キャプテン)上に乗るのは前キャプテンのリュウト
『まず自分自身については、常に笑顔で元気いっぱいに過ごし、皆を笑顔にできるキャプテンになりたいです。次にラグビー部を平工で一番元気のある、皆仲の良い部活にしたいです。自分はプレッシャーに弱いので、いつもみんなの前では強く笑顔でいたいと思います。それから皆を引っ張っていけるキャプテンになりたいです!!』


ゲンキ(FWバイスキャプテン)右。左はカイ、中央は前バイスのセイタ
『自分がリーダーになって頑張ろうと思っているのが声を今まで以上に出していくことです。前シーズンは先輩に任せてしまったりして自分からいろいろ発言することが少なかったのですが、今回は自分がフォワードリーダー(バイスキャプテン)なのでプレー中のコールや集合した時の会話でもっと発言して引っ張っていきます。これからも合同練習や練習試合や新人戦などたくさんありますが、自分の世界に入り込まずにキャプテンや他のフォワード達を引っ張っていって頑張ります。』


カイ(BKバイスキャプテン)
『私は6人という少ない人数の3年生にものすごく迷惑をかけ、支えてもらいながらこの2年間ラグビーを楽しく続けることができました。なので今度は自分がみんなを支えていけるように、憧れの3年生に負けないくらい部員に頼られる存在になります。そして、これからの平工アルタイルズに貢献していきます。』


タカノリ(バックファイブリーダー)
『今回自分たちの年間の結果目標が達成できるか否かは、フォワードがどれだけ相手に通用するかで変わってくると思います。セカンドローとバックローのリーダーとしてはまだ未熟ですが、周りに助けてもらい、責任を果たしたいと思います。』


リョウ(フロントスリーリーダー)
『自分はあまりゲームメイクが得意ではないけど、リーダーとしての役割を果たせるように、やれる事をやりチームを盛り上げていこうと思います。そして、鎌田組の目標を達成するように新チームとして頑張っていこうと思います。』


イッペイ(モラルリーダー)招待試合で実況中継!
『私はモラルのリーダーとしてこれからは、周りにできるだけ気配りができるように心がけて行きたいです。自分は周りに流されやすくて、いつも悪い方に逃げてしまいがちですが、そこはグッとこらえて周り悪いところをしっかり指摘し、少しでもチームの雰囲気を良くして「周囲の人に応援されるようなチーム」を作るのに貢献できればなと思います。』


ユウマ(ストレングスリーダー)
『身体作りで最も重要なことは食、睡眠、そして筋トレだと思っています。みんなにも出来るだけ意識して欲しいとも思っています。しかしバイトがあったり、レポートで夜寝れなかったり、家庭の事情でこれらがおろそかになる人もいます。せめて質の高いウェイトをやって欲しい!と思い、ウェイトに関わるイベントを企画し、みんなにハリのあるウェイトをさせたいと思います。』


ひな(マネージメントリーダー)
自分は特に体力とか頭が言い訳では無いし、順応性も無いけど、選手を支えたいという気持ちはもの凄くあります。ジョニー先輩みたいにウェイトや食事等には付き合えないけど、相談を受けたり、メディカル面は少しは出来ます。今までジョニー先輩の存在が当たり前になっていて、"男のマネージャー"というものがどれだけ頼りになっていたのか、いなくなってからしみじみ感じました。自分は男ではないので、『男の気持ち』なんて分かりませんが、『その人』の気持ちになって考えることは出来ます。誰彼構わず相談が出来るようなマネージャーになれたらいいなと思います。


シュンスケ(環境リーダー) 招待試合でのハカの先導
『内藤組のころからグラウンド環境リーダーを務めさせて頂いていますが、鎌田組からは環境リーダーということで今まで以上に周りに目を配り、不足がないように心がけていきます。また、アウェイでの練習や試合の時の荷物の並びには、特に注意を呼び掛けていけるように頑張ります。』


ツバサ(1年生学年リーダー)
『僕の抱負はどの学年からも必要にされるリーダーになることです!そのためにこれから意識することは、メリハリをつけることと、誰よりも努力することです!』


 組閣と学年別ミーティングの後に行われたファーストミーティングでは、戦績目標と組織目標のダブルゴールの発表、各リーダーによる方針説明が行われた。
 久々のグランド練習は、あの偉大だった3年生たちの抜けた穴が気にならないほど、意欲と笑顔が溢れる最高の雰囲気で行われた。リュウト、セイタという2人の絶対的リーダーに黙ってついていくだけだったメンバーたちが、明らかに変わり始めた。




10月28日
 今年も文化祭招待試合を行った。昨年は豪雨強行で多くのアイデアを断念していたので、リベンジの気持ちで臨んだ今年は、やりたいことをやり切った素敵な空間となった。
 西湘高校とのゲームは、合計40分間のゲーム時間に29名が出場。ラスト10分では先々週に引退した3年生が引退試合として出場し、晴れ晴れとして表情でアルタイルズとして最後のゲームをエンジョイした。

 33対0で迎えた後半ロスタイムのラストワンプレー。ラックサイドを前キャプテンのリュウトが突破してトライ。そしてノーサイド。内藤組の最高の瞬間をキャプテン自らのダイビングトライで美しく締めくくった。最終スコアは38-0。少々3年生の力が加わったが、鎌田組の初試合を完勝で飾ることができた。
翌日の文化祭閉会式では来場者アンケートの集計による「ベスト発表賞」をラグビー部が受賞することができた。


リュウトが締めくくった内藤組の有終の美



5人のラストゲーム

左からリュウト(前キャプテン)、西湘キャプテン、カイリ(新キャプテン)


3代のキャプテン集合。中央は前々キャプテンの萩谷

文化祭ステージで行われた部活動対抗腕相撲大会。野球部や柔道部を圧倒してツバサが優勝!


 

『チーム紹介』

平塚工科高校ラグビー部は、2019年に創部70周年を迎える伝統クラブです。

近年は部員不足に苦しみ、合同チームでの出場が続いていましたが、2017年4月に新監督・松山吾朗を迎え、クラブの大改革に成功しました。

現在は1年生24名、2年生18名、3年生6名の合計48名(神奈川県の公立ラグビー部最多数)で活動しています。

『クラブ理念』

独自性と進化を追及する。

学校をリードするクラブになる。

地域社会に貢献する。

『監督紹介』

松山吾朗(2017年4月就任)

早稲田大学ラグビー部OB

指導歴:立教大学、早稲田大学、横須賀高校、柏陽高校、神奈川選抜など。

ニュージーランド、オーストラリアでコーチ研修修了。

『指導理念』

社会で活躍できる人間力を育てる。

ラグビー文化・精神を伝える。

愛と優しさ溢れる集団を作る。

INFORMATION

『アルタイルズ』

平塚といえば七夕祭。七夕物語の「ひこ星」は、ワシ座の一等星・アルタイルとされています。
平塚工科高校ラグビー部・アルタイルズには、

「想い強ければ 願いは叶う」

「大空を堂々と羽ばたく」

という意味が込められています。

Message

平塚工科アルタイルズは、ともに戦う仲間を募集しています。70年の歴史の重みを感じつつ、新監督が赴任した2017年をアルタイルズ元年とし、新しい文化を作り上げています。
中学生の皆さん、ぜひ一緒に歴史を創造しましょう! 練習見学など、随時受け付けております。平塚工科高校・松山までご連絡ください。


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